■第1回大阪大衆音楽祭グランプリ受賞
(1977年12月19日)
すいかずらグランプリ
■中之島コンサート
(1977年9月23日)
すいかずら中之島公演1 すいかずら中之島公演2 すいかずら中之島公演3 すいかずら中之島公演4


■当時の出演イベント・コンサートなど

  • 歌のフェスティバル(78’岡山市成人式)
  • ヤングおーおー!
  • 岡山天満屋創業150周年記念
  • ABC「ハローヤング」JUNE SPECIAL CONCERT

■当時の出演テレビ番組など

  • 山陽テレビ「こんにちはふるさとさん”すいかずらの見てあるき・・・吉井川”」
  • 西日本テレビ「ワイワイ鶴瓶のサテスタ大作戦」
  • 山陽テレビ「こんにちはふるさと”オリーブかおる港町・牛窓町」
  • 山陽テレビ「こんにちはふるさとさん”わが故郷・西大寺」
  • 山陽放送「これが音声多重だ!」
  • RSKラジオ「ふれあい誉歌」


■当時のスケジュール

  • 4/2(sun) 毎日ラジオ「飛び出せニューミュージック」
  • 寝屋川レコード店キャンペーン
  • 4/3(mon)−7(fri) LP制作
  • 4/8(sat) 阪急グランドビル29Fキャンペーン
  • 4/9(sun) 犬山ラインパーク
  • 4/10(mon)−13(thu) LP制作
  • 4/14(fri) QR文化放送
  • 4/15(sat) デマクロードレコード店キャンペーン(静岡)
  • 4/16(sun) ヤングオーオー 岡山武道館

 

  • 4/21(fri) 大阪→東京トリオ本社レコーディング
  • 4/22(sat) 東京→福岡
    ヤマハショップでコンサート(小倉)→
    ウェスタン(バーボンハウス)でコンサート2回公演
  • 4/23(sun) 八幡ヤマハでコンサート→
    博多でコンサート2回公演
  • 4/24(mon) トリオ福岡支社→
    KBC→FM福岡


■当時のファンクラブ通信(第2号より)

ボクが小さい頃は、まだフォークなんていうものはなく、もっぱら歌謡曲というか、いわゆる流行歌ばかり。その頃美空ひばりの「柔」に聞きほれていたのを思い出します。
ところでボクが最初に感動した歌は「夜明けの歌」という曲でした。親類の家に遊びに行ったとき、ラジオから流れてきたのでした。その時は誰が歌っているのか、何という曲なのかも知らなかったけれど、それから数ヶ月の間、ボクの頭からあのメロディが離れなかったのです。その歌が流れてくると、遊んでいても手を休めてじっと聞いていたくなるのでした。その後何曲かそういう歌に出会いました。前述の「柔」もそうですし、外国の歌では、ホセ・フェリシアーノの「ケ・サラ」なども、素晴らしいと思いましたね。
でも考えて見るとボクはこれといって影響を受けた音楽はないんですね。というより、ジャンル分けをして聞いた事が一度もない。音楽が大好きなんです。だからまったく好き勝手にそれこそ手当たり次第に音楽を耳にしてきたもんだから、いまだに音楽のジャンルというものがわからない。最近ではそんなものはいらないんじゃないだろうかと思っているのです。結局は同じオタマジャクシが並んでいるんだし。
ところで、ボクも歌いながら曲を書く人種の仲間入りをしかけている以上、夢も希望も出てきます。今は小さい頃に感じたあの頃の感動をまた感じてみたいということです。もちろんボク自身の作品が大勢の人たちにも同じ感覚で伝わったら、どんなに素晴らしいでしょう。幸せに包まれて息がつまってしまいそう。こうなると、もう音楽は言葉に近くなりますね。ひょっとしたら音楽は全宇宙の共通語ではないだろうか?感動との・・・。 国本たくのり

音楽論について書くほどの見識もなければ、人にそれを言うほどのおこがましさはないけれど、ボクの考えはメロディの美しさが基本だと思っています。確かにいろんなリズムがあるけれど、基本はやっぱりメロディの美しさにあるように思います。プロとして歌の世界に入ってわかってきたことは、詩の重要さです。
詩とメロディがそれぞれの良さをそれぞれに高めあうような作品が素晴らしい作品なのでしょうが、どちらかというとボク自身は詩の生命に感じるこのごろです。しかし人の心を感動でゆさぶるような詩を作り出すことや、うっとりするような美しい詩を皆さんにわかってもらえるようなものに作り上げていくことは非常に多くの時間となによりも才能を必要とするものです。ボク自身、詩を創っていこうと努力しているのですが、書けども書けども思うように作れません。
ボクがすいかずらの一人として「忍冬」を歌いはじめ、そして今最初のLPの制作に取り組み、音楽と共に生活している毎日のなかで次第に音楽観も変わっていくのを感じます。
ボクがこれからどう変身していくかボク自身も楽しみなのです。詩の美しさを追求していくことはもちろんこれからはメロディも作って行きたいと考えています。すいかずらの良さ、、、、それは皆さんの方がよくご理解くださっているでしょう。
ボクたちは精一杯頑張って素晴らしい作品を世に問うてみたいと思います。ひとつひとつの作品の詩と曲に心をこめて作り上げていきたい、そしてボクたちの世界を広げ、独特の世界を創って行きたいと願っています。
皆さんの暖かい応援が、ボクに勇気を与えてくれます。これからもヨロシク。 木場英志